誰もが常に妊娠したいと思って性交渉をもっている訳ではありません。
経済的な理由や年齢、相手との関係性など様々な事情で、望まない妊娠をした結果、中絶を選択する事例が数多くあります。
中絶は女性の心身共に大きなダメージを与えます。
こういった事態に陥らないようにするために、性交渉をもつ時は適切な避妊をすることが大事です。

避妊と言ってもその方法は様々ですが、性行為をしないと言う究極の方法以外では最も簡単かつ安価でしかも性行為感染症の感染もある程度防ぐことができる方法がコンドームの着用です。
コンドームの着用は避妊と性行為感染症の予防と言う観点から世界中で推奨されているもので、性行為感染症が猛威を振るっているような国々では、コンドームが国民に無料で配布されていることすらあります。
現在、わが国では様々な種類のコンドームが発売されています。
1個当たりを安くしたものもあれば、薄さや厚さを追求したものもあります。

また、フェラチオなどをしてもらう時に相手に苦痛を与えないよう、口に入れたり匂いを嗅ぐとチョコレートやフルーツなどの匂いや味がするものも販売されています。
挿入を助けるためにジェルが仕込まれているものもあります。
この様に、わが国では様々な種類のコンドームがアダルトグッズ販売店はもとより、コンビニや薬局、スーパーなどでも販売されています。
わが国で販売されているコンドームは全て管理医療機器とされており、製造時には全数検査を行っており出荷の段階で穴があいているなどの問題は起こらないように厳重に管理されています。
そのため、安心して使用することができます。

しかし、この様に頼りになるコンドームも使用方法を誤ると、本来期待されている効果を遺憾なく発揮することができません。
それどころか、場合によっては女性が妊娠してしまうこともあります。
そのため、コンドーム使用時には正しい使い方をカップルで知っておくことが重要です。

コンドームの正しい使い方を解説

コンドームは簡単かつ安価で性行為感染症もかなり予防できる素晴らしい避妊具です。
ですが、使い方を誤ると本来の効果を発揮できず、避妊を失敗し妊娠してしまう確率が大幅に上がります。
まず、使用前の前段階としてコンドームの保管方法についてですが、必ず外装の箱ごと保管しましょう。

また、勃起時の陰茎の太さにあったサイズのものを選びましょう。
一個ずつ小分けされた状態のものを財布などに入れて持ち歩く人もいますが、コンドームが知らない間に破損してしまうことがあります。
また、コンドームのサイズが勃起時の陰茎の太さよりもあまり大きいと、挿入中にコンドームが膣内で脱落してしまい、避妊に失敗してしまうことがあります。

次に、コンドームを装着するタイミングですが必ず挿入前に着用しましょう。
射精直前まで生で挿入しようとする人もいますが、射精前から流れているカウパー腺液にも精子が少量ですが含まれているので、妊娠してしまう確率が上ります。
また、コンドーム装着時にコンドームに爪を立てる様な事をしてはいけません。
表面に傷が付くと挿入中に破損し、精液が膣内に漏洩してしまうことがあります。

最後に、男の人が射精し終えたら、ペニスはすぐに膣から抜き去りましょう。
その際にはコンドームをしっかり手で抑えて置き去りにしないように一緒に抜き去ります。
ペニスは射精後勃起状態から通常の状態に戻り、硬さや太さ・長さを失います。
その状態で抜くと膣内にコンドームを残してしまったり、逆流してきた精液が膣口に入ってしまう恐れがあります。
なお、再利用は出来ません。コンドームは正しい使い方をすればかなりの確率で避妊できます。
望まない妊娠をしてしまわないよう、正しい使い方をしましょう。